ある部分とは「のど」でした。
長いあいだ、そんなにたくさんの息を一気に吸ったことがなかったせいか、
のどの粘膜が空気の摩擦でカッカ熱くなっている感じなのです。
ほぼ手ぶらで飛び出してきたので、飲み物を買うお金もなく、
できるだけ蒸気のこもった息を吐こうとしながら
そのまま走る事にしました。
「10分経過しました」
朦朧としながらもナビゲーターが元気づけてくれます。
そう、まだ10分なのです。
そしてまたしばらく走っていると、
ナビゲーターがこうおっしゃいました。
「まだ15分残っています」
なんと突然、
コーチ的な「しごき口調」になったのです。
そんな厳しいコーチの声に苦笑しつつ、
バテバテの崩れ顔を全開に闇夜を走ります。
(後編へつづく)
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